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シスター延江のインド北東部のお話
- ■2020/12/03 シスター延江のインド北東部のお話
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人口13憶、面積は日本の9倍、多様な民族と文化、宗教が入り交じる大国インド。
その中でもほとんど飛び地であり、陸の孤島のようなインド北東部のことはほとんど知られていない。
ネットで知らべると紅茶で有名なアッサム州はこの中の一部であることが分かったが…
カトリックのシスター延江由美子さんはこの地で布教活動しつつ、また電気鍼の治療で人々に貢献している。
この日は、中野のカフェボルシチでのインド北東部の人々の写真展とシスターのトークショー。
まずロシア料理を頂く。
ボルシチ…紅鮭のパイ包み…黒パン…ロシアンティー…
全般的にあっさり味で美味しい。
店長の田中さんによるとボルシチはウクライナやロシアでもこの味付けだという。
ニコライ堂の話もでて楽しいひと時…
そして、インド北東部で奉仕しているシスターのお話。
稲作の風景は昔の日本の農村部そのもの。
しかしながら、部族(少し前までは首狩り族もいたらしい)にはそれぞれの文化、宗教があり、相互の抗争があったり、複雑な事情があるとのこと。
すぐ下にはバングラデシュがあり、イスラムの人々も多い。
反イスラムを掲げるモディ首相の強硬な施策からヒンズー教徒とイスラム教徒は緊張関係にあるという。
そして、かつて第二次世界大戦でのインパール作戦のために日本軍がこの地に進行していて、今でも「白地に赤く日の丸染めて~」と歌える人かいる。
現地の人たちは、とても純朴で穏やかなかんじ…
しかし、シスターによるとその分洗脳されやすい面もあるという…
数年前もお金欲しさに怖い事件があったとのこと。
地理的に近いカンボジアでは、かつてポルポト政権で純粋な若者たちが共産主義の教育を受けて殺人鬼になってしまったことを思い出す。
シスターの体験を通して、めったに聞くことのできない現地の人々の営みについて知ることができました。
心の深いところで地球はつながってるかんじをもてて…それは心地よいもの。
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