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梅雨の季節のあぢさい寺は花曼荼羅の世界
- ■2021/06/16 梅雨の季節のあぢさい寺は花曼荼羅の世界
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梅雨の季節に似合う花はやはり紫陽花。
鎌倉も良いのですが、人が多いので…
今年は松戸のあぢさい寺にやってきました。
常磐線の北小金駅から徒歩10分の日蓮宗の名刹本土寺。
境内には数万本の紫陽花が満開~~~
私の家の近くにある池上本門寺と同じ系統の日蓮宗のお寺で、やはり五重塔があるので親しみを感じました。
山道を過ぎると平地にはやや散り気味ながらもしょうぶも咲いていて、紫陽花との共演…
先日のNHKでやっていた鎌倉長谷寺の紫陽花の特集で知りましたが、紫陽花は日本が原産だったんですね。
道理で日本の風景によく調和するはず…
丸い弁天池の畔には藤の実が垂れ下がり、池の中央の小島の紫陽花との取り合わせには風情があります。
小さな丸い花を大きな丸が包む紫陽花は、悟りの世界をイメージ化したという密教の曼荼羅(マンダラ)を想起させます。
日蓮宗のマンダラはまた違うかもしれないけど…
マンダラとは梵語で「丸い」という意味。
心理セラピーの一つで河合隼雄先生が日本に広めた箱庭療法でも、箱庭の中央にクライアントがマンダラのような丸い形を作ると回復のサインとしてとらえます。
自我(エゴ)ではなく自己(セルフ)が顕在化されつつあるということで…
さらに箱庭療法から派生したマンダラ塗り絵は塗ることで癒され、脳が活性化するもの…
梅雨の季節の本土寺は花曼荼羅の世界〇〇〇
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