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画家志望時代のアドルフ・ヒトラーが描いた聖母子像
- ■2022/08/18 画家志望時代のアドルフ・ヒトラーが描いた聖母子像
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数年前に アドルフ・ヒトラーが描いたノイシュバンシュタイン城の絵画が5600万円で落札されて、話題となりました。
ただ、専門家に言わせると、あのヒトラーが描いた絵ということで高値がついただけで、絵そのもの価値はあまりないらしい。
ドイツ人らしい、キチッとした真面目な建物の絵を描いている…
ヒトラーは、政治家になっていなければ、建築会社でビルの完成図を描くような仕事とか、
看板絵描きの仕事をしながら平凡な人生を歩んでいたかも…、
建物や風景の絵ばかりと思いきや、
ヒトラーが描いた水彩画「聖母マリアと聖なる子イエス・キリスト」を発見!!!
絵そのものの価値は別としても、ヒトラーが宗教画を描いていたとは驚き~~~
どのようないきさつでこの絵が描かれたかは、分からないけれど…
絵は内面を映す鏡のようなものと考えることもできるわけであり…
ヒトラーの心の中も博愛の精神があったのか???
人間のパーソナリティは複雑で多面的なもの。
ヒットラーはよくチャップリンと比較される。
生年月日はヒトラーが1889年4月20日生まれで、チャップリンは同年同月16日生まれで4日しか違わない。
https://www.youtube.com/watch?v=DybbibGcJrE&ab_channel=%E4%B8%AD%E7%94%B0%E6%95%A6%E5%BD%A6%E3%81%AEYouTube%E5%A4%A7%E5%AD%A6-NAKATAUNIVERSITY
ヒトラーは画家としては行き詰まり、ナチ党に入党。
あるとき自らの演説が人々に強い感化を与えることに気が付き、
政治家としての才能に目覚めたことから、彼の人生は激変する。
チャップリンの「独裁者」のラストの演説も感化力がある…
ナチスの蛮行はヒトラー一人の問題ではない。
ドイツ国民が彼を熱狂的に支持したのは事実。
ドイツは、第一次世界大戦で敗戦国となり、多大な負債を背負わせられ国民は貧困に喘いだ。
そこに救世主のようにヒトラーが現れた…
我々日本人は四方を海に守られて安穏とした生活を営んできた…
縄文人は1万年間戦争をしなかったというが、地理的な条件から戦う必要はなかったのだろう。
我々日本人もいくつもの隣国に囲まれた大陸で生活していれば、どうなるのか…
ドイツ人はもともと、日本人に似ていて車作りがうまく、多くの哲学者を輩出した思慮深い知的な民族のはず…
別にヒトラーやナチスを支持するつもりは毛頭ないが…
私個人としては「歎異抄」第13条での親鸞の言葉が心に浮かぶ。
~わがこころのよくて殺さぬにはあらず、また害せじとおもふとも百人・千人を殺すこともあるべし~
自らの心が良いから人殺しをしないということではなく、(過去生からの悪い業縁があれば)殺すまいと思っていても百人、千人もの人を殺してしまうこともありうる…
このディズニーのキャラクターもヒトラーの絵だとされている!!!
人間の心は複雑怪奇~~~
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