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話題の「アバター2」はヒンズー教の神々の物語なのか???

■2023/02/16 話題の「アバター2」はヒンズー教の神々の物語なのか???
昨年の12月に日米で公開された「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」は、「スターウォーズ」の興行収入の記録を塗り替えている。


アバターシリーズの二番目の作品…

12年前の第一作を観た時には、その3D画像が大きな話題になり、

3Dテレビも流行したが…

目が疲れることもあって、普及はしなかった。


しかし、今回のアバターの3D画像は、第一作よりも精緻になって、その臨場感は半端ない…

海の中に自分が入っていくような…

現代人受けする凄まじいスビード感!!!

それぞれのキャラについても、かなり具体的で細かい設定がなされている。

確かにすごい映画だ。

 
ただ話の内容については、やや違和感も…
 
悪役の代表、リコンビナント戦士(ナヴィと人間のハイブリッド)クオリッチ大佐は、

“我々が悲しいブルーになっているのは、過去生の報いだ”

と言う。

 
青い神様といえば、ヒンズー教の神々。

ハヌマンだとか、ガネーシャだとか、半人半獣の神々も多数…

そして、神々の世界でも戦いが続いている~~~
 
アバターの話は、インドの古代叙事詩でバラタ族という同族間の戦争の歴史である「マハーバーラタ」を連想させる…

大陸に住む人達の闘争の歴史。

今も長引くウクライナ紛争…

この世で戦争絶えないのは、ある意味、神々の世界の投影みたいなものなのか???
 
 
先祖の魂は、海底の精霊の木に宿るという設定になってはいるが…

ストーリー全体としていえるのは、動物以上の生物が中心の話。

インドの輪廻思想も動物(畜生)以上の生物が輪廻転生するという考え方。

他の家族と敵対して、自分の家族を守っても…

戦いは終わらないのではないか…

 
これからさらに第5作まで続くというので…

結論は出せませんが…

今のところ、この物語に救いは見えない…

 
日本書紀では、

国民一人一人を「うつくしき青人草」と呼ぶ。

これからの時代…

動物のみならず、

植物にも、さらには岩にも同じ魂が宿っていると捉える日本的な感性が必要かと感じます。
 

 



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